探偵日誌

漫画『名探偵コナン』事件整理と私の感想。「-*-*-」より下、ネタバレ可能性アリ。文章力向上中につき拙い部分はご容赦&ご指摘願います。

美術館オーナー殺人事件

009

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第4巻 File.1[甲冑の騎士]

          File.2[ダイイング・メッセージ]

          File.3[書けないペン]

あらすじ

  「夜中になると甲冑が動き出す」という噂がある米花美術館に、行ってみようよ!という蘭の誘いで渋々ついていくコナンと小五郎。美術館で館長に作品の説明をしてもらっている中で、この美術館が閉鎖することを知る。話によると、美術館オーナーである真中の意向で取り壊すことになったらしい…。鑑賞を続行する蘭たちは、天空、大地、海原の三つの間を巡り、最後に足を踏み入れたのが不気味な雰囲気の漂う"地獄の間"だった。そこには「天罰」という正義の騎士が悪魔を封じ込めた様が描かれている絵があった。その絵を鑑賞していた蘭が背後の気配に気づき振り向くと、そこには「天罰」で描かれている悪魔と同じ構図で惨殺された真中オーナーの姿が…。

  まもなく警察が到着し捜査を進めていくと、窪田という美術館職員に容疑がかかる。しかし、様々な奇妙な点から違和感を感じたコナンは、子どもの見た目を活かし自ら捜査を進めていく。

 

登場人物

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f:id:deteconayuzu:20181101182301j:image落合…美術館館長。

f:id:deteconayuzu:20181101182310j:image真中…美術館オーナー。美術館の取り壊しを考えている。

f:id:deteconayuzu:20181101182321j:image窪田…美術館職員。美術品への関心は浅い。

f:id:deteconayuzu:20181101182341j:image飯島…美術館職員。

 

解決の鍵🗝

監視カメラ、ペン

 

-*-*-*-*-*-*-*- ネタバレ アリ -*-*-*-*-*-*-*- 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

感想

  今回のお話は、ミステリーが面白い!ハウダニットが特に。用意された証拠・犯人が目の前にありながらも、自分の小さな違和感と本当の証拠のカケラを集めながら一歩一歩真実へと駒を進めていくコナン。どのようにして真実に辿り着くかが見もの!

  そして、殺され方がグロい!ジェットコースター殺人事件 - 探偵日誌ぶりに割と過激めの殺され方です…。首、狙われがち。

スプラッタ映画のようなシーンを監視カメラの映像で確認するのだが、警察官らが思わず目を背けてしまう映像をコナンはしっかりと見つめている。真実を追求するために目を逸らさないのが、良い。

 

 今回のおっちゃんは眠りの小五郎にならずに事件解いてる!もちろん、コナンが誘導してくれていますが。小五郎のおじさんがこうして有名になっていくのは間接的に黒の組織の事件に関わる可能性が高かなるからいいけれど、コナンくんの「なんだかねー!」もわかる気がするよ。苦労しますね、小さな探偵さん。

 

 

♠︎一般人代表・毛利蘭

 怖いもの苦手なくせに、ちょっと気になる蘭ちゃんも、やっぱり怖いから父とコナンを誘う蘭ちゃんも、力づくで従わせる蘭ちゃんも、美術品を「ふんふん♪」みる蘭ちゃんもどの蘭ちゃんも好きです。

でも今回出番少なかったな…。事件になるとあんまり出る幕ないもんね…。

 

♠︎まるで親子⁉

 今回のコナンくんもかわいい。なぜか今回は特にちっちゃさがより目立っていてが可愛い印象を受けた。「トイレ!トイレ!!」のシーンのちょこまか具合も可愛すぎる。まあコナンくんが可愛いのはいつものことだが、今回特に際立っていたのは、毛利小五郎とのシンクロ率だろう!一緒のコマにいるシーンではほぼ同じ表情をしている。といっても過言ではない!そんなシーンがいくつあるのか数えてみたら18個くらいあった(※シンクロ基準は私の主観)。主に蘭に対しての態度がシンクロしている。蘭を馬鹿にして笑ったり、ジトーっと見つめたり。蘭を軽く恨むシーンでは表情に加え心の声までシンクロしている。親子でもないふたり。蘭という人物がつなぎ合わせたふたりが、まるで親子のように同じ反応・表情をしているのって、なんか…うまく言えないが尊い

 

 

♠︎存在したものを蘇らせる推理

この話を途中まで読んだ感想で「(被害者のオーナーは)よく今際の際に、そして犯人が背を向けてるその一瞬に、壁の紙を取り犯人の名を残そうと思えるな。」「そもそもどうして甲冑を着ているにもかかわらず後ろ姿を見ただけで犯人がわかったんだ?」とか、「犯人は紙にアリバイ工作してたけど、そんな都合よく壁の紙取る!?」とか納得できない部分があったのだが、それは見えない部分に気づかずにいたためだった。

  無音の監視カメラの映像だが、実は犯人は被害者に向けてこう発言していた。「後ろの札を見てみろ!」と。そのため被害者は壁の紙を取った。そして、その声を聞いたため甲冑姿でも犯人がわかった。 なるほど。被害者が自発的に行動したのではなく犯人からの発言があった、という真実が隠されていた。

 ただ見ているだけだとわからないけど、そこに存在した見えない部分を推理で補うことで全てが繋がり、真実が明らかになる。そのかっこよさに改めて惹かれ、憧れた。

 

 

 

 

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あとがき

  毎度のことながらご無沙汰しております〜(^^) 年に2,3本のペース(笑)単行本か!

 

 

  この記事なんですが、夜中に書き終えて、「よし!あとは確認してあげるだけ!」と眠って朝あげようとしたら、手違いで昨夜書いた分(主にあらすじ)が全部キエマシタ……(OvO)

これはさすがにショックで頭抱えた。全部消えなくてよかったけど…かなり頑張って書いたから…

誰しも一回は経験してる事ですよねぇー。......気をつけよう(T-T)

 

ではまた(^-^)/

 

♡♡♡♡♡THANK YOU FOR READING ♡♡♡♡♡

〜My favorite 1コマ〜

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コレを見せられたら従わざるを得ない。

 

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出典:青山剛昌名探偵コナン』(小学館,1995,第4巻)

「名探偵コナン」原作公式サイト|小学館

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