幽霊屋敷殺人事件

006

第2巻 File.8［恐怖の館］

          File.9［消える子供達］

          File.10［地下室の悪夢］

あらすじ 

   コナンは吉田歩美に誘われ、小嶋元太、円谷光彦と共に四丁目にある古びた洋館へお化け退治に行くことになった。

  次の日の放課後、集まった4人は不気味な洋館へと足を踏み入れて行く。洋館の中を進んでゆくと、誰も住んでいない割には妙な点がいくつかあることにコナンは気づく。

   探索を続けていると、ひとりでトイレに行った光彦とおいしそうな匂いに誘われた元太が悲鳴を残し姿を消してしまった！

 次々に悲鳴と共に姿を消して行く子供達…。この洋館に隠された謎とは…！

登場人物

 

洋館の主人…館の主人。5年前、何者かに殺害された。

夫人…館の主人の奥さん。

昭夫…主人と夫人の息子。

解決のカギ🗝

 少年探偵団の好奇心

 -＊-＊-＊-＊-＊-＊-＊- ﾈﾀﾊﾞﾚ ｱﾘ -＊-＊-＊-＊-＊-＊-＊-

感想

  今回は少年探偵団のお話。少年探偵団初登場回です！そして事件の方はけっこうホラーな感じ…。

  探偵団がとにかく、ビビる！驚く！！みんなの表情、必見です。

  博士のメカは第4段！今回は「伸縮サスペンダー」！「ボタンひとつでゴムが伸び縮みするメカじゃ‼︎犯人を縛ったりするのに役にたつぞ‼︎」by.博士。それを今回は犯人を縛る以外で使用したコナンくん。発想が凄い。そういうひらめきが名探偵の所以なのだろう。 

  最後の方で少年探偵団の親御さんがさりげなく登場している！かなりレア？探偵団みんな並んで怒られてる後ろ姿が可愛すぎる…。

  そして、最後のオチが好き！「"エ"藤」さん家！なんて小学生らしい♡

  超余談なのだが、昭夫が「オオオオ」って不気味に叫んでるコマが2巻p156にあるが、それとまったく同じコマがp158にもある！！…と思ったら少し違った！！！ ……それだけ！

♠︎少年探偵団結成！

   明るく可愛い女の子・歩美、ガキ大将・元太、冷静頭脳派・光彦、そして、メガネののコナン。それぞれのキャラクターも見た目も、なんだかどこかでみたネコ型ロボットのお友達のような…(実はモデルらしい…)。

  歩美ちゃんの可愛いとこは、けっこう強引にコナン誘っちゃうとこだったり、怖くて目ウルウルさせて泣いちゃうとこだったり、持ってきたお菓子を光彦やコナンのためにとっておいてあげようする優しいとこだったり。小学1年生女子の見本みたいな歩美ちゃん。無邪気さが本当可愛い…。

  元太は見た目通り食いしん坊で。この元太のガキ大将感といったら！バット持ってて口調も強め。溢れ出るガキ大将感…。

  初ゼリフの光彦は敬語じゃない！！！めちゃくちゃ珍しいんじゃないか…？あの、誰にでも敬語の光彦が「〜だよ」「〜してほしいね」なんて。これ以来ないんじゃない…？

  好奇心は旺盛だけど、やっぱり怖いものは怖い、THE・小学生の探偵団たちがとってもかわいくて、とにかく愛おしいのです。

♠︎村人・コナン

   屋敷を探検中、探偵団をRPGのキャラに例える場面で「おまえは村人だ‼︎」とパーティーじゃない村人にされるコナン。ものすごいなめられてる。なめられてる、というかもしかしたら、まだ探偵団の中ではコナンは"仲間"というより、ゲスト感？が強かったのかもしれない。

  そんな村人・コナンくんが、歩美ちゃんを助けるとこがものすごいカッコいい！！大好きなシーン！！ピンチのところを間一髪で救ってくれて、守ってくれて…。女子憧れのシチュエーションじゃないですか？私だけですか？あれやられたら惚れるよぉ…。

  犯人に向かってコナンが言った「一生この重荷を、背負わせる気なんですか？」の言葉は、重い。どんなに逃げられたとしても、犯した罪からは決して逃げられない。この言葉、ただ重いだけじゃなくて、「愛する息子に苦しい思いをさせ続けてもいいのか？」と息子のためと思って閉じ込めていた親心を理解してあげつつの、コナンの優しさの言葉でもあると思う。だからこそ、犯人の心に響いたのかな。

  この冒険を共にして「コナンすげぇ！」って思ったのかな、少年探偵団は。まぁ、解決したのみてたのは歩美ちゃんだけだけどね！そして、この冒険を終えて"仲間"になったのかな。

♠︎小学生のコナン

  コナンは、自分の正体を知ってる者以外には誰に対しても、小学生・コナンでいようとする。小学生の探偵団相手にも、しっかり"小学生のコナン"として会話する。小学生(=同級生)になら新一の口調、で会話しても特におかしくはないと思うが…。「コナンを演じている」という意識が強いのだろうか。

  しかし、事件が緊迫してくると、江戸っ子口調になったり、事件の真相に迫る時も敬語が出てきたり、完全に工藤新一で喋ってしまっている。事件解くのに夢中になって、うっかり本来の自分が出ちゃうこの感じ、けっこう好き。

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あとがき

   お久しぶりです！3月になってしまった！！

  先日、観てきました。『純黒の悪夢』4DX!!!!

  私、4DX初体験で。楽しかった。揺れる！風くる！後ろからボコボコ！！（笑）カーチェイスのシーンがとても楽しかった。テンションMAXでした。

  しかし、4DXを感じたのは最初だけで…。物語が面白すぎて途中から4DXの存在を忘れていた。めちゃくちゃ面白かった……。

  『純黒の悪夢』を初めて観た約2年前。当時、まだコナンにハマりかけてた時期で、ベルモットとキュラソーの見分けもつかないくらいだった。（笑）

  その時の印象では、「20周年にしてはラブコメもほとんどないし推理も全然なくて、なんかなぁ。」と思っていた。が、様々なコナンの知識を得てきて観た今回の純黒は、信じられない面白さだった！

組織との対決がこんなに面白いことに何故気づかなかったんだ！！！( ；∀；)

   コナンやFBI、公安と同様、組織側も頭の切れる強者揃いだから高度な裏の読み合いが本当に面白い。 1秒遅ければ、1歩間違えば全てが終わるようなハラドキの物語展開…。このスリルがたまらなく、楽しい。

  今までは細かい演出、キャラクターの繊細な心情に気づけなかった。そこに気づけた今回だから、全てが繋がってやっと純黒の本当の面白さに気づけた気がしました。

  『純黒の悪夢』をもう一度大きいスクリーンで観れたこと、更に4DXで体験できたこと、本当に本当に幸せでした(T ^ T)

映画制作に携わられた関係者の方々、

そして、今回のこの素晴らしい企画を遂行してくださった皆様、

心より感謝申し上げます！！！！！ありがとう！！！

4DXなってるっていうの、公開終了ギリギリで気づいたんだよね。本当に観れて良かった( ；∀；)

♡♡♡♡♡THANK YOU FOR READING ♡♡♡♡♡

〜My favorite 1コマ〜