社長令嬢誘拐事件
002
第1巻 File.3 [仲間はずれの名探偵]
File.4 [6本目の煙突]
File.5[もう1人の犯人]
あらすじ
小五郎に久しぶりの仕事の依頼が入り、話を聞くと谷社長の一人娘・晶子が全身黒ずくめの大男に誘拐されたという。小五郎が目撃者の執事に詳しく事情を訊いている下から、コナンもメモ片手に事情聴取。しかし、子どもの姿では相手にされず邪魔者扱い。それでも黒ずくめが絡んでいるかもしれない…となんとか推理するコナン。色んな人の証言や周りの状況から犯人を見つけ出せたはずだったが…?
登場人物
谷社長…晶子の父親。妻は他界している。
谷晶子…谷社長の一人娘。10歳
麻生…谷社長に仕える執事
解決のカギ🔑
煙突
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感想
この話は、新一がコナンになって初めての事件です。 たとえ小学生になろうと、事件には全身全霊で向かっていくのが新一らしい。解決しちゃうのも含めて。どんな状況になろうと、そこに事件があれば解くのだ。工藤新一という男は。
それにしても、コナンくん表情豊かで可愛い…。
そして、最後に犯人がコナンくんを追い詰める時のセリフがけっこう、ツボ。
♠︎小さい探偵の苦労
「江戸川コナン」として黒ずくめの奴らを探し出すと決めたが、なかなか思うようにいかない。事情聴取も普通に出来ない。推理も聞いてもらえず、子供扱い邪魔扱い。
それでも、頭脳は工藤新一のままだからキレキレの推理で真相にたどり着くも、子供の体じゃ太刀打ちできない!!解決しても小五郎に手柄を取られる!!!散々だ!
けど、犬に乗って現場に駆けつけるのは子供の姿ならでは!!
♠︎「江戸川コナン‼︎探偵さ‼︎!」
この名ゼリフ。自分自身にも言い聞かせてたのかもしれない。この姿になっても自分は探偵なんだという強い意志と、新一のキザな部分の表れ。
♠︎蘭の空手
初めての本格的な蘭の格闘シーン。強すぎてシビレるね。爽快、爽快。本当にね、蘭の素晴らし〜〜い個性です、空手は!!蘭の大きな魅力の一つ。そして、決してひけらかすこともなく、"守るために戦う"っていうところも超カッコいい…。
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あとがき
久々すぎる更新となってしまいました…。夏休み中、爆更新(なんだそれ)するつもりが、一度も更新せず…。
まあ、始めるときこうなること予想済みではあったので(笑)マイペースでやっていこうと思っております(^^;
次の更新はいつになるのやら…!!!
(今回内容薄かったっかな…)
♡♡♡♡♡THANK YOU FOR READING ♡♡♡♡♡
〜My favorite 1コマ〜
『名探偵コナン』1巻 p77より
小さくなった名探偵
第1巻 File.2 [小さくなった名探偵]
あらすじ
黒ずくめの男に殴られ、気を失っていた新一は、警備員たちの声で目を覚ます。警備員に保護された新一は黒ずくめの取引のことを必死に話すが、取り合ってもらえない。様子がおかしいと思いながらふと鏡をみると、そこに映っていたのは小学生の姿をした自分だった。
警備員に託児所へ預けられそうになるのを振り切り、逃げ回ってなんとか自分の家まで辿り着くと、隣に住む阿笠博士に偶然出会う。事情を説明すると、阿笠博士から「新一が生きていると奴らにバレたら新一はおろか、周りの人たちにも危害が及ぶ。小さくなったことは他の人には内緒に」というような助言を受ける。
その後やってきた蘭に名前を訊かれた新一はとっさに『江戸川コナン』と名乗り、素性を隠したまま、探偵をやっている蘭の父親・毛利小五郎の家へ転がり込み、黒ずくめの情報を待つ日々が始まる。
登場人物
解決のカギ🗝
小五郎のおっちゃんの探偵能力
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感想
この話では、コナンがなぜ素性を隠しているのか、どうして蘭の家に居候しているのか、そして、工藤新一が『江戸川コナン』と名乗ったわけなど『名探偵コナン』においての"そもそも"が描かれております。ズバリ!『江戸川コナン』誕生のエピソードです!!
♠︎名探偵の本領発揮
黒ずくめに体を小さくされて、自宅のドアの取っ手に手が届かないところを、爆発の勢いで外に放り出された阿笠博士に発見される新一。「オレだよ、オレ!新一だよ!!」と必死に訴えも届かず。それなら…と新一は得意の推理で阿笠博士がコロンボというレストランで食事をしたことをズバリ当てる。その説得力ある推理と「チッチッチッ…初歩的なことだよ…阿笠君♡」で、やっと新一だということを認める博士。
新一を新一だと証明するものが"推理力"というのがなんともカッコいい。確かに、あの的確で説得力のある推理は誰も真似できない。隣に住む高校生が急に小学生の姿をして現れても納得してしまうほどの、新一の素晴らしいアイデンティティ♡
♠︎阿笠博士と新一君
新一がなにやらヤバい組織に関わってしまっても、当たり前のように味方になって協力してくれる博士。「君の正体が工藤新一である事は、ワシと君だけの秘密じゃ!!」の言葉は、自分も被るかもしれない害よりも、新一のことを想っていることがよく表れている、愛のある言葉だと感じる。
幼い頃から新一を暖かく見守ってくれて味方でいてくれるいる博士。親子のようであり、時には友達のような2人の関係がとても好き!あんなに歳が離れてるのにね。博士がお茶目だからかな〜〜。
【阿笠博士黒幕説】なんかも耳にするけど…私は博士を信じてるっっ…!!黒幕だったら悲しすぎるもの!!!この噂には作者の青山先生も「違う」って言及してるしねっ!!うん!
♠︎江戸川コナンのはじまり
新一が心配で工藤邸に来た蘭。「ら、ら…蘭だ!!!」とオタオタする新一くんカワイイ…。自分が新一だとバレないように、少しでも変装しようとかけた父親のメガネに(度が高すぎて)クラッとしてからのレンズをポンポンっと外すシーンが好き。そして、なんとか誤魔化せたけど今度は名前を聞かれてピンチ‼︎本棚を背にジリジリ追い詰められた新一。チラッと振り向くと『江戸川乱歩全集』と『コナン・ドイル傑作選』の文字が目に入る。そして咄嗟に、「ボ、ボクの名前は、江戸川コナンだ!!!」と。作家の名前を組み合わせて出来た名前なんですねぇ。これが『江戸川コナン』の誕生の逸話!逸話でもないかな、けっこう有名かな。わかる人にはわかるだろうし!
でも、この後蘭や博士にも突っ込まれてるけど、思いっきり日本男児しかも江戸っ子のクセに『コナン』とは!!…いや、でもナイスな組み合わせだと思います。『名探偵ドイル』になりかけたりもしたらしい…。『コナン』で良かった!!本当に!!
ちなみに、名前を言うシーンの本棚に、青山剛昌氏のある漫画もこっそり描かれています♣
♠︎蘭の想い、新一の葛藤
探偵事務所に向かう中、蘭がコナンに「好きな子いる?」と尋ねる。蘭の「わたしはいるよ!!」に対し冗談半分で「それって新一兄ちゃん?」と問うコナン。この時、冗談半分だけどあとの半分本気だろうから、きっとドキドキしてたんだろうなぁ新一くん。そして「そうよ!」と答える蘭。続けて新一の好きなところを嬉しそうに楽しそうに話す蘭とそれを聴いて照れる新一。私のとてもとても好きなシーン…。
どうして蘭は唐突に、しかも初めて会った小学生の子にそんな話をしたのだろう。
その時の蘭は新一が心配で心配で、きっと新一のことで頭がいっぱいだった。そんな時に新一の家に現れた男の子。どことなく新一と同じなにかを感じる…。そんなコナンに、新一への想いを口にしてみたのかもしれない。
思いがけず蘭の想いを聞いてしまったコナンは、正体を隠していることに罪悪感を覚える。「ほ、本当は…」と打ちあけようとするもタイミングよく(悪く?)小五郎に阻まれる。ここで打ち明けてたら…いや、コナンは言わなかっただろうな。言えない。言えば、事情を知ってしまった蘭にも危害が及んでしまうかもしれないから…。そんな葛藤を抱えながら蘭と一緒に住むことになる。そして、新一がコナンになったことで[蘭・新一・コナン]の切ない関係がはじまる。
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あとがき
今回の話は、劇場版の冒頭で、新一&コナンが必ず説明してくれる常套句「オレは高校生探偵工藤新一…」の内容そのものです!(笑)
ということで、特に"事件"という訳ではないのですが重要だったので書いてみました♪
蘭・新一・コナンの切ない関係については、後々の話の中で色々書いたいなぁ〜と考えております。
ひと月のうちに一巻分も書き上げられない…。これじゃあ、最新巻にたどり着くまで何十年かかるのやら(笑)
♡♡♡♡♡THANK YOU FOR READING ♡♡♡♡♡
〜My favorite 1コマ〜
『名探偵コナン』1巻 P64より
ジェットコースター殺人事件
第1巻 File.1[平成のホームズ]
あらすじ
名探偵シャーロックホームズに憧れる高校生・工藤新一は「日本警察の救世主」と世間に呼ばれるほどの推理力の持ち主であった。
ある日、新一は幼馴染の毛利蘭と共にトロピカルランドに遊びに行き、おぞましい事件に遭遇してしまう。乗っていたジェットコースターがトンネルに入り、出ると前の人の首が無くなっていたのだ…。これは事故なのか?たった数秒の暗闇の中で何が起きたのか…。更に、好奇心に駆られた新一は、黒ずくめの男たちの怪しい取引を目撃してしまう。
登場人物
岸田…愛子の彼氏
愛子…岸田の彼女
ひとみ…岸田、愛子の友達
友人A…岸田、愛子の友達
解決のカギ🔑
ジェットコースター・真珠のネックレス・涙
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感想
この話は、『名探偵コナン』の根幹に関わる重要な話であり、記念すべき第1話である。被害者の殺され方は、2017年現在のコナンでは決して見られないだろうと思われるほど、かなり過激な殺され方である…。そして、ジンとウォッカがジェットコースターに乗るというね。なかなかのレアシーン。ジェットコースターに乗って取引相手を確認しよう、という発想が、可愛い。
それから、この物語の1番最初に新一が解決する事件、実は漫画とアニメでは少し内容が異なっていて、漫画では殺されたのは主人の奥さんだけど、アニメでは主人の親友・ヤマザキ頭取になっているんですね。この事件のトリックや事件背景はアニメの第1話で詳しく、エピソードONEではより詳しく描かれています♪
♠︎平成のシャーロック・ホームズ
「オレは探偵を書きたいんじゃない…なりたいんだ!!平成のシャーロック・ホームズにな!!」と言うほど、ホームズ好きの新一くん。ほとんどオタクです。蘭とのデートの最中でも楽っしそ〜にホームズを語ってる。その時の嬉しそうな顔!可愛いね〜。本当に好きなんだねぇ。私もコナン語るときそんな感じだから、気持ちわかるよ〜〜。
ホームズのように冷静な口調で推理を披露するけど、テレビや新聞に特集されて得意げに笑う姿は普通の高校生だな〜と感じるし、「犯人は…」と口にするときは、犯人に同情こそしてないが起きてしまった悲しい真実を思ってか、少し悲しげな顔をしている。そのさりげない表情から、ズバズバ冷酷に真実だけを解き明かし満足するのではない、工藤新一の心の暖かい人間性がうかがえる。
♠︎幼なじみの2人
この話では、新一と蘭の仲睦まじい様子がたっっくさん描かれていて、新蘭好きの私にはたまらない話である。
通学路では、冗談を交えながら仲良くお喋り♪会話から"幼なじみ"の関係性がよぉ〜く伝わってきて、見ているだけで幸せ。当たり前のように一緒に帰るっていうのが揺るぎない2人の仲を表すようで、愛おしい。
トロピカルランドでは、大胆な妄想をする新一くん♡実現するか…?と思いきや、「バーカ、何あせってんのよ‼︎ウソに決まってるでしょー‼︎」キャハハハと笑う蘭ちゃん!顔赤くして悔しがる新一くん。からの「でもね…楽しみにしてたのはホントだよ‼︎」の蘭ちゃん‼︎‼︎ …好き。この、蘭にしか言えない言葉であり、新一に向けてだから言える言葉と笑顔。この、恋人未満の(いや、本当はお互いそれよりもっと大切な存在なのだけれど)"幼なじみ"の距離感がたまらなく、胸にクる。
それから、声を大にして言いたいのは、新一といる時の蘭ちゃんは本っ当に可愛いということ。新一の前でしか見せない表情や言動がとてもとても尊くて、可愛い…。
♠︎黒ずくめとの出会い
黒ずくめと新一の初めての出逢いは、ジェットコースター乗り場。ジンの目を見た新一が「なんだ、こいつの凍りつくような目は!!」というセリフが印象的。どれほど冷酷な目をしてたんだろ…。そして、「いつか危ない目にあうわよ!!」の蘭の忠告も虚しく…ヤバい組織に見つかってしまう新一。殴られたとき死ななくてよかったよ!新一くん!そして、謎の薬登場。死体から毒が検出されない、まだ人間に試したことがない試作品。この薬を飲んだことによって、物語が始まる。
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あとがき
いつか『名探偵コナン』を詳しくまとめたものを書こう、と思っていたけど、その"いつか"は「コナンが完結したら」とか「文章もっと上手くかけるようになったら」とかにしようとしていて、でもそんなの待ってたらいつになるやら…と気づいたので、コナン92巻、文章ヘタ の時点で書くことにしました。
コナンの事件の整理と文章力の向上と、ほとんど自分のためにやってるんですが(笑) 読んでくださる方がいてくれるなら、少しでも楽しいに記事にできるよう、技術向上に努めたいと思いますっ!!
♡♡♡♡♡ THANK YOU FOR READING ♡♡♡♡♡
〜My favorite 1コマ〜
『名探偵コナン』1巻 P40より